出自はカーデザイナー、プロダクトデザイナーです。
幼少の頃からモノのカタチ、成り立ちに拘りがありその中でも特にクルマが好きだった。
大学はカーデザイン、プロダクトデザインを学べる大学を選びその中でカーデザイン、プロダクトデザインをはじめとして、環境デザイン、インテリアデザイン、色彩学、グラフィックデザイン、ホームページのデザインと多岐にわたって学びました。
卒業後、夢が叶いカーデザイン事務所へ就職。
主にアドバンスを手がけました。
カーデザイナーとしてアイデアや企画からラフスケッチ、Photoshopによるレンダリング、テープドローイング、クレイモデリング補助といった各工程を学び手がけてきました。
中でもカーデザイン以外のことから発想を持ち込み自分なりのアイデアを展開してきました。
またPhotoshopによるデジタルスケッチ、Rhinocerosの導入など、業務の効率化の提案もしてきました。
最初の転職先はさらにマルチなジャンルの業務をこなしました。
プロダクトデザインを主にしていましたがこの頃からwebのデザイン、コーディングの業務が増え、独学でコーディング技術を習得し新しく正しい組み方、CMSの提案・導入などここでも新しい手法を会社に提案してきました。
常に新しいことにチャレンジし社の中へ提案し業務の効率化先進化に貢献したように思います。
なぜ今webをしているのか。
まず大学時代にweb…ホームページと言ったらいいでしょうか…の基礎を習い、カーデザイナーとしてその後もプロダクトデザイナーとして働きながらも常に触れていたのがwebであったこと。
同時に大学時代に課題をこなす中で、プロダクトの機能や必要性をつきつめていくとどうしても、ボタン類はタッチパネルに代替されボタンとしての存在が無くなるように、空間にとけこんだり概念としてだけ残ったり、「物体としてのモノ」は消えていく…。
そんな時代の変化の途中において、プロダクトデザイナーとして楽しさや新しさを感じる一方、危機感を持っていました。
そんな中、大学時代に初めて触れたwebは新鮮でした。手にとれる「物体としてのモノ」ではないのに、機能を果たしている。これは時分にとって問題解決の緒であると同時に、非常に楽しい興味深い体験でした。
その後も独学でwebを触り続けたのもそんな興味深いきっかけがあったからだと、今でも思います。
プロダクトデザインを経たからこそのwebデザイン・コーディングであると思っています。
マルチな感覚を持ち、他のジャンルからのインスピレーションをカタチにする、そういう意識を今でも大事にしたいと思っています。