東京モーターショウ、始まりましたね。
一度プレスデイに行ったことがあります。
デザインの新しいテーマなんかは写真やスケッチを雑誌で見るだけでも勉強になるのですが、プレスデイではコンセプトカーを間近でまじまじと見られるのがいいですね。
こんな面の張り方してるんだ、とか、こんな素材を使ってるのか、こんな加工をしているのか…モデルをつくる、デザインをする上で非常に勉強になります。
ところが昨今、カーデザインはどこへ向かっているのか、よくわからなくなってきていますね。
クリスバングルを失ったBMW、ブルーノサッコがいなくなって久しいメルセデス、AudiやVWはシンプルな美しさで品位を保っていますが新しさをどう出していくか。ルケマンがいなくなってからのルノーも美しい量感あるデザインになっていますが新規性はなくなっていますね。日本車ではマツダががんばっているとは思いますが、小手先なテーマな気も少しします、でもプロポーションやシルエットが美しいからよいですね。他の日本メーカーは迷走しているように思います。特にトヨタ系。
レクサスなんてしっちゃかめっちゃかですがあれでいいんでしょうか。ごちゃごちゃとして非常に美しくないと思います。
ニュービートルや初代AudiTT、アバンタイム時代のルノー、クリスバングル時代のBMW、このあたりが僕にとっての最近のカーデザイン黄金時代だと思います。あと新規性はないですがVWやAudiのシンプル路線も悪くはないですが新規性をどう出してくるか。
今後のカーデザイン業界に期待です。
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